歯周病治療|横浜市東戸塚駅より徒歩1分の歯科医院

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歯周病治療

当院院長は歯周病治療科で4年間の研鑽を積んでまいりました

院長

当院院長は日本歯科大学新潟歯学部在籍時に4年間、歯周病科に属し、歯周病学を専門に学んで参りました。抜歯の原因第1位といわれる歯周病に対して、これまで積み上げてきた知識と技術、先端設備を用いて改善を目指します。

そもそも、歯周病の原因は何?

そもそも、歯周病の原因は何?

歯周病の原因となる歯石にはたくさんの細菌が住んでいます。毎日欠かさず歯磨きをしていても、少しずつ溜まっていってしまいます。歯石は歯茎の炎症を引き起こし、少しずつ深い位置へと進行していきます。歯を支えている歯槽骨にまで達すると、やがて歯槽骨を溶かしだし、歯がぐらつくようになってしまいます。そのままにしていると歯を失ってしまうことになるでしょう。このような歯周病を引き起こしてしまう歯石が溜まってしまいやすい状況をご紹介します。

適切な歯磨きができていない

歯磨きを毎日行っている方でも、適切には磨きができている方は実は少ないのです。歯間などの細かく狭い部分には磨き残しができてしまい、このようなところに歯垢が少しずつ溜まっていきます。

口呼吸

歯垢は乾燥している状態が溜まりやすいとされているため、口呼吸で常に外気を口に取り入れている状態は好ましくありません。歯垢はやがて歯石へと変化していきますので、乾燥した状態を作らないよう、鼻呼吸を意識することが大切です。

被せ物が歯に合っていない

虫歯を治療した際の被せ物が歯に合っていないと、その周辺に歯垢がつきやすくなり、少しずつ歯石へと変化させていってしまいます。

歯並び

歯磨きのしにくい歯並びは磨き残しも多いため、歯垢や溜まっていきやすく様々な部分に歯石をため込みやすくなります。

歯周病の治療法

院長によるマイクロスコープを使用しての歯石除去治療

マイクロスコープを使用しての歯石除去当院での歯石除去ではマイクロスコープを使用し、視野を拡大して行っています(※院長の歯周病治療に限る)。肉眼では確認しにくい細かな歯石や、歯周ポケットの深い位置に付着した歯石はマイクロスコープを使用することによりしっかりと確認することができ、取り残しを防止することができます。

マイクロスコープを使用した歯石除去は、通常の歯石除去の方法よりも歯石除去率が高いため、歯周病改善に効果的と考えています。

エムドゲインゲルで歯周組織を再生させる

エムドゲインゲル歯周病により失ってしまった歯周組織は、エムドゲインゲルという薬剤で再生を促していきます。このゲルに含まれる成分には歯が生えてくる時に必要なタンパク質があり、この成分により歯が生える時の状況を周囲の組織へと伝えていきます。

その結果、歯周組織を新しく作り出す働きが促進され健康的な歯周組織を再生させることができます(※適応症が限られます)。

歯周内科治療で内側から改善

歯周内科治療歯周内科では細胞を生きたまま観察ができる専用の顕微鏡を使用し、お口の中にいる細菌の種類が量を確認し、その細菌に効果的な薬を飲み治療を行っていきます。このような形で体の内側から薬で細菌対策を行い、さらにカビを除去する特殊な歯磨き粉でブラッシングして外側からもケアをしていきます。

歯周内科での治療は内服薬によって歯周病を改善していくことが特徴的ではありますが、このような治療法ができるのも細胞を生きたまま観察可能な顕微鏡があるからこそです。細菌やカビなど、何が原因でトラブルとなっているのかを判断できなければ効果的な薬を服用することもできませんので、この顕微鏡は歯周内科治療になくてはならない存在となっています。

歯周病は根治は難しい

歯科治療の中で、最も根治(根本的に改善させる、治す)が難しいとされているのが歯周病です。基本的には重度に進行した歯周病の完治は大変困難を極め、長期化は必須と言われています。そこで当院では、歯周内科と精密歯石除去、再生療法を組み合わせるという、体内外からのアプローチおよび欠損組織の回復によってトータルに歯周病に対してアプローチすることで改善を目指しています。

当院が行った歯周病治療の症例

歯周病症状ご来院時~基本治療

歯周病治療前歯肉の痛み、腫れ、歯がぐらぐらする、口臭を主訴に来院されました。歯肉(歯ぐき)は赤くぽってりと腫れており、歯周ポケットは平均6ミリ、最深部で9~10ミリの進行性の歯周病でした。

長く別の歯科医院を受診していましたが、歯周病の指摘は一度も受けていないとのことでした。
治るどころか、歯の本数がだんだん減ってきて不安になり、ご来院されました。
当院の歯周病治療は、まず、様々な検査を行います。その検査結果を基に、

  • 現状の説明(歯周病進行状況・骨吸収の状態)
  • 歯磨き指導(正しいブラッシング法・磨き残しチェック)
  • 咬み合わせの調整(噛む力の分散による負担の緩和)
  • 部分矯正(歯磨きがしやすい歯列に整える)

などを行い、日々の歯磨きで効果的な歯周病対策ができるように基本治療を行いました。
患者さんの、歯周病を治したいという熱意により、スムーズに治療が終わりました。

歯周病の治療の目標は、口腔内の歯周病菌をコントロールできる環境にすることです。患者さんの普段のブラッシングが1番重要ですが、歯科衛生士、Drのサポートで三者共同での治療に取り組む事が大切です。

再度精密検査→歯周外科手術→仮歯での咬み合わせ調整


歯周病治療症例再度、歯周病の精密検査を行うと、治りきってない部位があることが判明しました。歯肉の深いところについてしまった歯石が除去しきれていないということです。

このような場合は歯周外科手術を行う必要があります。歯周外科手術とは、歯肉を開き、歯茎の奥深くのついている歯石の除去や、細菌に汚染された歯肉を切除して歯周病症状を改善する方法です。目で確認しながら処置ができるため、徹底した歯石の除去が可能です。

写真は歯周外科手術を行い3ヵ月経過後の状態で、適合不良の詰め物、被せ物を除去し、咬み合わせの修正のために、治療用の仮歯が装着されています。これもブラッシングしやすい環境にすることにつながります。

2回目精密検査~被せ物装着

歯周病治療後手術後、2回目の精密検査にて

  • 歯周ポケットは3ミリ以下
  • ポケット測定時の出血率も数%
  • プラークコントロール値平均15%
    (20%以下になることを目指しています)

という大変良好な結果となりました。

この結果を以て、最終的な被せ物を装着しました。
歯肉(歯茎)の色もサーモンピンクに変化、形態がシャープに、歯肉に光沢も確認できます。歯周ポケットが浅くなり、適合の良いかぶせ物を装着し、咬み合わせを修正することで、患者さんが楽にブラッシングできる環境となりました。患者さんの努力と、歯科衛生士とDrの共同作業により歯周病の改善ができました。この後は、定期的な検診や、クリーニングを行う、予防へ移行して状態を維持して行きます。

歯周病治療による歯列改善の症例

当院が実施した歯周病治療によって、すきっ歯を改善した症例をご紹介致します。

治療前

歯周病治療前

治療後

歯周病治療後

歯周病による歯列の乱れも、適切な歯周病治療と日々のケアをしっかり行うことによって、このように改善することが可能です。

患者様ご来院時の口腔内

▼こちらの患者様は、前歯の間が空いてきたのが気になるとのことで来院されました。

患者様ご来院時の口腔内

口腔内の状態は歯周病症状が進行しており、歯茎が腫れ、ほとんどの歯の歯周ポケットは5~7㎜と深く、簡単に出血する状態でした。症状の悪化に伴い、歯がグラグラと不安定になり、少しずつ歯列が乱れ、すきっ歯になっていました。

歯周病基本治療症状改善のため、歯周病基本治療(ブラッシング練習(セルフケア向上)・歯石除去)を実施後、2度目の歯周病検査を行いました。

検査の結果、数カ所の歯周ポケットの奥深くに歯石が残っていることを確認。歯周病基本治療では、器具が届かないことに加え、内部の状態を視認することが困難なため、的確な処置が行えないと判断し、歯周外科手術をご提案しました。

患者様の同意を得た後、歯周外科手術の実施

歯周外科治療麻酔注射を施した後、歯石の残存を確認した患部の歯肉を切開します。

歯周ポケットの内部を視認出来る状態にした上で、取り残しのない的確な歯石除去・感染組織などの切除を行い、剥離した歯肉を縫合して治療完了です。

歯周外科手術4ヶ月後の口腔内

歯周外科手術4ヶ月後

歯周外科手術4ヶ月後の状態です。患者様の徹底した日々のセルフケアによって、プラークコントロール(磨き残しの割合)の数値は20%以下に抑えられ、歯周ポケットは3㎜以下を維持されています。歯周病の悪化によって移動してしまった歯も、歯肉の改善に伴い隙間が自然に閉鎖され、元の歯列に戻りました。

歯列の改善には矯正が必要と思われがちですが、今回のケースのように、診断・診査をしっかり行い、根本的な原因を見極め、適切な治療法を選定することによって症状の改善が行えます。患者様も気にされていたすきっ歯が改善され、大変喜んでおられました。

歯周病症状改善により歯列の乱れを改善した別の患者様

治療前

治療前

治療後

治療後

歯周病の悪化に伴う、すきっ歯などの歯列の乱れは、適切な歯周病治療と患者様の日々のケアによって、隙間のない元の歯列に戻すことが出来ます。隙間が空いてしまったからと言って、連結固定(被せ物を使用する修復法)をしても根本的な解決にはなりません。

当院では診断・診査をしっかり行い、根本原因に対して適切な治療法のご提案に努めております。同じような症状でお悩みの方はぜひ、一度当院までお気軽にご相談下さい。

歯周病が原因で下がってしまった歯茎は根面被覆術で対応

根面被覆術

歯周病が原因となり歯茎が下がり、歯の根が露出してしまうことがあります。このような部分は冷たいものがしみたり虫歯になりやすいため、そのままの状態ではトラブルのリスクが高いと言えます。下がってしまった歯茎を改善させるためには、根面被覆術という歯肉移植術で対応していきます。上顎の内側部分の歯茎の組織を利用し、歯茎が下がってしまった箇所に移植します。ですがこの治療では外側の歯茎の改善のみの対応となりますので、歯間や内側の歯茎が下がっている場合には別の治療方法を検討していく必要があります。

戸塚区にて歯周病治療をご検討の際には当院までご相談下さい

歯周病治療

東戸塚アルプス酒井歯科医院では、歯周病に対して他医院ではあまり行われていない治療方法にも対応し、様々な症例の改善を目指しています。患者様のお口の状態に合わせて歯周病の根本を改善していく治療法をご案内しております。当院には戸塚だけでなく東京都全域よりたくさんの患者様がご来院頂いており、歯周病治療において信頼を頂けているものと自負しております。歯周病治療をご検討の際にはぜひ東戸塚アルプス酒井歯科医院までご相談下さい。

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